超イノベーション時代(ビジネスの未来を変える破壊的変化)

社会経済の地平が激しく揺れ動いています。これまでの安定したビジネスモデルが一夜にして崩れ去り、新たな時代の幕開けを告げています。この破壊的変化の中で、私たちはダーウィンの言葉である「最も強いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る」という現実を目の当たりにしています。

まず、日々目まぐるしく起きている社会経済環境の変化が破壊的変化(Disruption)を起こしています。社会経済環境の変化として以下VUCAの四つの要素があげられます。

 ・V:変動(Volatility)
 ・U:不確実(Uncertainity)
 ・C:複雑(Complexity)
 ・A:曖昧(Ambiguity)


これらの要素が、以下を引き起こしています。
 ・予測不能な変化の方向性
 ・不連続な変化
 ・急速な変化
 ・非常に大きな変化


これらの大きな環境変化により、後発の小さな企業が先駆けの大企業を打ち負かすという事態が頻繁に発生しています。歴史的にも、これは驚くべきシフトをもたらしています。
<後発小企業が先発大企業を破壊(Disruption)している事例>
 ・百科事典   ⇒ Wikipedia(ウィキペディア)
 ・ホテル、旅館 ⇒ Airbnb(エアビーアンドビー)
 ・タクシー   ⇒ Uber,Grab、DiDi
 ・ビデオカメラ ⇒ GoPro(ゴープロ)

私たちはこれらの変化を見据え、柔軟性と創造性を持って未来に向かう必要があります。超イノベーションの時代において、変化は唯一の常であり、その波に乗り遅れないようにすることが重要です。

イノベーションを「買う」

アメリカをはじめとするIT先進国ではイノベーションを外から積極的に「買う」。

そうして購入したイノベーション(アイデアや技術、ノウハウ)を自社ソリューションと組み合わせて新たな価値創出(自社ブランド化)することで、サステナブルなイノベーションを実現している。

一方で、日本企業では、自社で1からイノベーションを起こそうとする企業が依然多いと感じる。(特に大企業ほど自分たちの力で出来ると思い込んでいる)

決して自身の力だけでイノベーションを起こすことは悪ではないが、自社規模とそれ以外(外部規模)を比較すると当然圧倒的に外部規模が大きく、それだけ外部に眠っている「可能性」が大きく、つまり、成功の数(失敗も含めた試行回数)が大きくなると考えられる。

日本企業も海外企業事例に習い、より積極的に外から「可能性を買う」ことを促進するべきだと考える。

manatea

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