少年野球の強豪チームに必ず備わっている技術

少年野球は、チームの力強さや成功においてさまざまな要素が関与しますが、その中でも強豪チームに必ずと言っていいほど共通して高いレベルで実施できるプレーがあります。
それが挟殺プレー(ランダウンプレー)です。
少年野球では、まだランナーの技術や判断力が未熟のため、牽制球(特に左投手の牽制球)や走塁時に塁間で挟まれて挟殺プレーが発生するケースが多々あります。(チームによっては得点するためにわざと挟まれるという戦術を取るチームもあります)ここで挟殺プレーでアウトに出来る出来ないが試合結果を非常に大きく左右させることになります。
挟殺プレーが上手なチームは、その戦術的な巧みさやチームワークにおいて他のチームと一線を画しています。ここでは、少年野球の強豪チームが挟殺プレーでどのように優位に立つのか、その秘密について探ってみましょう。

  1. テクニカルなスキルの習得
    挟殺プレーは、単純なようでいて非常にテクニカルなスキルが要求されます。投手と内野手のタイミングやボールの捕球、送球、そしてランナーへのタッチなど、正確さと迅速さが求められます。強豪チームは、これらのスキルを練習と指導の徹底によって確実に獲得しています。
  2. チームワークとコミュニケーション
    挟殺プレーは、複数のプレーヤーがシームレスに連携して行う必要があります。内野手、投手、そして捕手が互いの動きを理解し、的確なコミュニケーションをとることが不可欠です。強豪チームは、練習やゲームでのシミュレーションを通じて、チーム全体の連携力を高めています。
  3. 戦術的な知識と洞察力
    挟殺プレーは、状況に応じてさまざまな戦術が求められます。ランナーの位置、アウトの数、打者の性格など、さまざまな要素を瞬時に判断し、最適なプレーを選択する能力が重要です。強豪チームは、指導者やコーチの経験豊富な指導によって、プレーヤーたちの戦術的な洞察力を養っています。
  4. 地道な練習と反復
    挟殺プレーの技術を向上させるためには、地道な練習と反復が不可欠です。強豪チームは、練習時間をしっかりと確保し、挟殺プレーに特化したドリルや演習を通じてプレーヤーたちの能力を高めています。

挟殺プレーが上手なチームは、単に技術的な優位性だけでなく、チーム全体の戦術的な把握力や連携力にも優れています。少年野球のチームが挟殺プレーをマスターすることは、勝利に直結する重要な要素の一つであり、その取り組みはチームの成功に大きく貢献します。

ピンチかつチャンス(1塁3塁の場面)

野球の守備フォーメーションにおいて、最も複雑なシーンの一つは、ランナーが1塁と3塁にいる場面です。

守備側は、両方のランナーの進塁を同時に考慮しなければならないため、対応が難しくなります。攻撃側は、2塁と3塁にランナーを置いて、チャンスを広げたり、得点を挙げる機会を追求します。また、1塁ランナーを動かして得点を狙うため、盗塁の確率も高まります。

このような状況では、特に少年野球においては、盗塁を防ぐことが困難な場合があります。低学年のチームでは、1塁ランナーの盗塁を諦めて、2塁や3塁にランナーを進める方針をとることもあります。

ただこの場面では、守備側だけでなく、攻撃側も同様にプレッシャーを感じています。そのため、1塁ランナーをタダで2塁に進塁させるのは惜しいと考えられます。

以下は、私が考える少年野球(特に低学年)における1塁と3塁の状況でのbetterな守備戦略(フォーメーション)の例です。

パターン①:素早いピッチャーへの返球

1塁ランナーが盗塁した際に、キャッチャーは1塁ランナーを刺す(と見せかける)ように、低い弾道で2塁方向に返球します。 この返球を投手がキャッチ(カット)することで、つられて飛び出した3塁ランナーを三本間に挟んでアウトにするという方法です。 この時、キャッチャーの返球のズレに対応するため、または、相手を惑わすために、ショートはベースカバー、セカンドはカットに 入ります。(カットに入るのはショートでもよいですが、両方のランナーが見えやすく対処しやすいセカンドがカットに入るのがbetterだと思います。)

慣れてくるとキャッチャーは投手ではなく、カットに入るセカンド(もしくはショート)に投げるでもよいです。

パターン②:偽投の後、サードへの送球

1塁ランナーが盗塁を試みた際に、キャッチャーはセカンドへのフェイク投球(偽投)を行い、その後サードへ送球します。これにより、ランナーの第2リードが大きかったり、本塁を狙っている場合にアウトが奪えます。 (少年野球では3塁ランナーはホームを積極的に狙うので、割と有効な方法となります。)


パターン①②の戦略は、どちらもアウトに出来れば儲けもの、失敗しても2,3塁の状況であればOKぐらいに割り切ってやるのが良いと思います。 また、上記方法でランナーを挟む機会も増えると思いますので、挟殺プレーの練習も必要となります。 (挟殺プレーもまたこれが少年野球においては難しいプレーとなってはきますが、、、)