「良い」声掛けが出来るチームは強い
少年野球をみていると声掛け(声出し)の仕方にチームの特色・方針があらわれていることも多いなと感じる。
あるチームは、「ピッチャー、ボール勿体ないよ、フォアボール勿体ないよ」「バッター、見逃し勿体ないよ、ホームラン打てるよ~」「なにやってんだよ、ちゃんとやれよ」などの言葉を頻繁に発している。一見、声が出てていいなと思うかもだが、中身の伴わない声が多いなと感じる。歌をみんなで歌って盛り上げているチームも少年野球ではよく見かける。
声を常に出して明るく元気にする野球は非常によいと私自身も思うのですが、より高みを目指していくのであれば、そこにプラスして「中身を伴う声掛け」が必要になってくると思う。
例えば、
・もっと腕振って投げよう
・周りをみて落ち着こう
・次○○のプレーあるから頭に入れておこう
・ミスしてもいいから、思い切ってやろう
・次出来るから大丈夫!自信もっていこう
・ここ重要な場面だから集中していこう
・点差あるから慌てず一つずつアウト取っていこう
こういったプレーにつながる声掛けが出来るようになると、更に隙のない野球選手やチームになっていくのではないかと思う。