メジャーリーグ歴代MVP選手の偉大な成績!
記録にも記憶にも残る、年度別の名シーズン
メジャーリーグでは毎年、アメリカン・リーグ(AL)とナショナル・リーグ(NL)から、それぞれ最も価値のある選手にMVPが贈られます。
MVPに選ばれる選手は、単に本塁打や勝利数が多いだけではありません。チームを勝利へ導いた存在感、シーズンを通じて残したインパクト、そしてファンの記憶に残る活躍が評価されます。
ここでは2014年から2025年までの12年間を対象に、両リーグのMVPと主な成績を振り返ります。大谷翔平、マイク・トラウト、アーロン・ジャッジらが残した、とびきりのシーズンを見ていきましょう。
年度別MVP一覧
| 年 | AL MVP | NL MVP |
|---|---|---|
| 2025年 | アーロン・ジャッジ | 大谷翔平 |
| 2024年 | アーロン・ジャッジ | 大谷翔平 |
| 2023年 | 大谷翔平 | ロナルド・アクーニャJr. |
| 2022年 | アーロン・ジャッジ | ポール・ゴールドシュミット |
| 2021年 | 大谷翔平 | ブライス・ハーパー |
| 2020年 | ホセ・アブレイユ | フレディ・フリーマン |
| 2019年 | マイク・トラウト | コディ・ベリンジャー |
| 2018年 | ムーキー・ベッツ | クリスチャン・イエリッチ |
| 2017年 | ホセ・アルトゥーベ | ジャンカルロ・スタントン |
| 2016年 | マイク・トラウト | クリス・ブライアント |
| 2015年 | ジョシュ・ドナルドソン | ブライス・ハーパー |
| 2014年 | マイク・トラウト | クレイトン・カーショウ |
2025年:ジャッジの連覇と、大谷の4度目のMVP
AL MVP:アーロン・ジャッジ
打率.331、53本塁打、114打点、OPS1.145。リーグトップの打率に加え、50本塁打を超えるパワーも見せ、MVPを2年連続で受賞しました。通算では3度目の受賞です。
NL MVP:大谷翔平
打率.282、55本塁打、102打点、20盗塁、OPS1.014。投手としても1勝0敗、防御率2.87、62奪三振を記録しました。MVPは2年連続、通算4度目。打者と投手の両面で、再び強烈な存在感を示したシーズンでした。
2024年:ジャッジと大谷、両リーグを代表する2人が受賞
AL MVP:アーロン・ジャッジ
打率.322、58本塁打、144打点、OPS1.159。長打力はもちろん、出塁率.458という数字も圧巻です。満票で自身2度目のMVPに選ばれました。
NL MVP:大谷翔平
打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036。MLB史上初となる「50本塁打・50盗塁」を達成し、ナ・リーグ移籍1年目でMVPを獲得しました。大谷選手にとっては通算3度目、そして3度すべて満票での受賞です。
2023年:二刀流と「40本塁打・70盗塁」の衝撃
AL MVP:大谷翔平
打率.304、46本塁打、100打点、OPS1.066。投手としても10勝5敗、防御率3.14、167奪三振を記録しました。打者と投手、どちらでもリーグを代表する成績を残した、まさに唯一無二のシーズンです。
NL MVP:ロナルド・アクーニャJr.
打率.337、41本塁打、105打点、73盗塁、OPS.986。パワーとスピードを高いレベルで両立し、史上初となる「40本塁打・70盗塁」を達成しました。
2022年:ジャッジの62本塁打
AL MVP:アーロン・ジャッジ
打率.311、62本塁打、131打点、OPS1.111。ア・リーグ新記録となる62本塁打は、シーズンを通じて大きな注目を集めました。
NL MVP:ポール・ゴールドシュミット
打率.317、35本塁打、115打点、OPS.981。長打力だけでなく、安定した打撃でチームを支えたシーズンでした。
2021年:大谷の歴史的な初受賞
AL MVP:大谷翔平
打率.257、46本塁打、100打点、OPS.965。投手としても9勝2敗、防御率3.18、156奪三振。二刀流でフルシーズン活躍し、満票でMVPに選ばれました。
NL MVP:ブライス・ハーパー
打率.309、35本塁打、84打点、OPS1.044。長打と出塁を兼ね備えた打撃で、2度目のMVPを獲得しました。
2020年:短縮シーズンで際立った存在感
AL MVP:ホセ・アブレイユ
打率.317、19本塁打、60打点、OPS.987。60試合制となった特別なシーズンで、打点王の働きを見せました。
NL MVP:フレディ・フリーマン
打率.341、13本塁打、53打点、OPS1.102。高打率と勝負強い打撃で、ブレーブス打線を引っ張りました。
2019年:トラウトとベリンジャーの圧巻の打撃
AL MVP:マイク・トラウト
打率.291、45本塁打、104打点、OPS1.083。走攻守で高いレベルを維持し、3度目のMVPに輝きました。
NL MVP:コディ・ベリンジャー
打率.305、47本塁打、115打点、OPS1.035。パワフルな打撃だけでなく、守備でも大きく貢献しました。
2018年:打率.346のベッツ、2年連続のイエリッチ
AL MVP:ムーキー・ベッツ
打率.346、32本塁打、80打点、OPS1.078。圧倒的な打率に加え、走塁と守備でも存在感を示しました。
NL MVP:クリスチャン・イエリッチ
打率.326、36本塁打、110打点、OPS1.000。移籍1年目にして打線の中心となり、のちの連続MVP受賞につながる活躍を見せました。
2017年:小柄な強打者と59本塁打
AL MVP:ホセ・アルトゥーベ
打率.346、24本塁打、81打点、OPS.957。高い打撃技術と安定感で、リーグを代表する打者であることを証明しました。
NL MVP:ジャンカルロ・スタントン
打率.281、59本塁打、132打点、OPS1.007。本塁打王と打点王を獲得した、破壊力満点のシーズンです。
2016年:トラウトの安定感、カブス躍進の立役者
AL MVP:マイク・トラウト
打率.315、29本塁打、100打点、OPS.991。派手な数字だけでは測れない総合力で、リーグをけん引しました。
NL MVP:クリス・ブライアント
打率.292、39本塁打、102打点、OPS.939。カブスのワールドシリーズ制覇に大きく貢献し、記憶に残るシーズンとなりました。
2015年:勝負強さが光った2人
AL MVP:ジョシュ・ドナルドソン
打率.297、41本塁打、123打点、OPS.939。チャンスでの強さが際立ち、ブルージェイズ打線の中心を担いました。
NL MVP:ブライス・ハーパー
打率.330、42本塁打、99打点、OPS1.109。22歳でリーグを席巻し、若きスターが一気に花開いたシーズンです。
2014年:トラウトとカーショウ、異なる形の支配力
AL MVP:マイク・トラウト
打率.287、36本塁打、111打点、OPS.939。打撃、走塁、守備のすべてで高い水準を見せ、初のMVPを手にしました。
NL MVP:クレイトン・カーショウ
21勝3敗、防御率1.77、239奪三振、WHIP0.857。投手として圧倒的な成績を残し、ナ・リーグでは1968年以来となる投手MVP受賞を果たしました。
2024年、2025年は、アーロン・ジャッジと大谷翔平がそろってMVPに選ばれた2年間でした。ジャッジは圧倒的な打撃でア・リーグを支配し、大谷は前人未到の「50本塁打・50盗塁」や二刀流復活で、野球の可能性を広げ続けています。
数字のすごさはもちろんですが、そのシーズンにどんな衝撃を残したのかまで振り返ると、MVPという賞の重みがより伝わってきます。
